
皆さまこんばんは。
OSAKAプチスパ・スパビューティストの岡本です。
今日は特別寒いですね。
ベランダに干している洗濯物のタオルが半分凍っていました。
寒さが身に沁みるこの頃です。
さて、今日は少しプチスパについてお話させてください。
ちょっと長いので、お付き合い頂ける方だけお読みください。
さかのぼること約6年前、エステサロンで勤務をしていた時の話です。
いつも担当していたお客様が、しばらくお見えにならない時期がありました。
とても心配でしたが、あまり踏み込むのも失礼かと思いご連絡は控えていたところ、
ある日ひょっこりと約3か月ぶりにお見えになりました。
お出迎えの際「お待ちしていました!」と喜びだけ伝え、その後2人になった時
「どうなさっていたのですか?」と伺うと、
「母が亡くなったの。」と一言。
その日はゆっくりトリートメントを受けて頂き「元気になったわ~!来月も宜しく」とお喜びのご様子で
お店を後にされたのですが、私は一人ショックでした。
「何かが違う。」
この日を境にして自分の仕事について、とことん考えました。
何を求められ、何ができるのか。自分はこの仕事で何をしたいのか。
最初は考えても行きつくところが何か腑に落ちなかったのですが、
その後フランスへ行き、頭の中がガラッと変わった環境の中で答えをみつけました。
「本当に辛い時こそ、"行きたい"と頼りにしてもらえる場をつくろう」
エステで美しくなる、プラスのエネルギーを共有し合う、それってとても素敵なこと。
だけど
前向きな気持ちになることが難しい、またはいつも明るくいる必要のない時期も、誰にでもあると思います。
そんな時に温かい手で、心のこもったトリートメントを受けると、心と体がじんわりとほどける。
気分が良くなり、きれいになって、元気になって。
トリートメントは、無理なくプラスのエネルギーへと繋げていける可能性をもっている。
そう心から感じた時に、このお仕事の意義と、仕事を通して何をしていきたいのかを見出しました。
私は「精神と肉体の療養」場を「スパ」と定義しています。
店名はそこからきたものです。
元気な時も、つらい時も。
どんな時も「あの場所に行きたい」「あのトリートメントを受けたい」「あの人に会いたい」
そう思って頂ける様に、日々技術と知識、こころを磨いていきたいと思います。
まだまだ未熟なサロンと私ではありますが、成長していきます。
これからOSAKAプチスパをよろしくおねがいいたします。
OSAKAプチスパ
スパビューティスト